アオテアロア・ニュージーランドロックダウンにおける倫理的推論や感情経験の解明
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posted on 2022-05-25, 22:46 authored by Sharyn DaviesSharyn Davies, Nicholas LongNicholas Long, Susanna TrnkaSusanna Trnka, Antje Deckert, Nelly Martin-AnatiasNelly Martin-Anatias, Nayantara AppletonNayantara Appleton, Megan Laws, Nicholas Santoso
2020年3月26日により、アオテアロア・ニュージーランド全土で、49日間「レベル4」1と「レベル3」2ロックダウンが実施され、生活が制限された。その結果、ニュージーランド人にとって、ソーシャルバブル(友人、親戚、相手だけで対面できる対策)はもっとも大切なものとなっていた。この論文は、ロックダウンにおける倫理的判断力や危機管理の能力に与えた影響や、ソーシャルバブル内における個人的な責任を調査した。本研究では、無力になった気分だと答えたシェアハウスの住民や共同育児の家庭が多くみられた。また、エッセンシャル・ワーカー(ロックダウン中に職業を許可されている雇用者)は仕事場での感染の可能性は高いため、思うようにソーシャルバブルが拡大できなかったという結果も発表する。また、ロックダウン規制に関する政策勧告も提示している。
1:「レベル4」は、「Lockdown」と呼び、仕事場、教育機関、また小売業は閉鎖しているが、生活必需品に関する事業所は免除されている。
2:「レベル3」は、「Restrict」と呼び、仕事場、教育機関、また小売業の開業は限定されている。
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